2022年ニンジャトレイルランの思い出
2022年11月6日に忍者トレイルランのロング48キロに出走しましたので、その思い出。
この付近はレース続きでその締めくくりレースだったので、今思い出すと中々疲労あったのかな、と。
9月18日 丹後ウルトラ60キロ(ロード)
10月7日〜10月8日 LAKE BIWA100(ボランティア)
10月8日〜17日 virtual UTMF(10日で165キロ)
10月16日 かもしかマラソン10キロ(ロード)
11月6日 ニンジャトレイルラン48キロ(トレイル)
こんな感じ。ボランティアをしれっと混ぜて量を増やしてるけど、まあ楽しく大変な3ヶ月だったなと。この期間にレイクビワのマーキングとニンジャの後半の試走してるし、詰め込んだなぁ。
それぞれまた個別に思い出を書こうと思います。
忍者トレイルランについて書いていきます。
私は三重県鈴鹿市在住なので、近く(近隣市町)でやっているレースはこの忍者トレイルラン、多度山トレイルラン、養老山地トレイルランの3つがわかりやすいところ。前泊も後泊も不要でコスパがよく、特に忍者トレイルランはコースが走りやすくトレラン始めたての頃に何回も行っていてなかなかいいコース。特にショートで使っている20キロは気持ちよく走れる部分ばかりでかつロード区間ほぼなしなので、とてもいい。トレラン始めたのが2020年で、2年越しでやっと出走できたレース。
コースの詳細は公式ページ(https://ninjatrailrun.com/about/)のとおり、ロングは48キロで制限時間は10時間。獲得標高は2500メートルとのこと。
ガーミン計測によると、45.51キロで、獲得標高は2637メートル。2.5キロくらい短い。ロードでこれだとえらいことだけど、トレイルならあるあるなんでしょうな。きっと。笑
では当日の流れを。
AM4:00頃に起床。軽く朝食をいただいた。確かおにぎりと味噌汁的な感じ。腕にはサインペンで恒例の落書きをいただき、気合をいれる。
1時間半くらい?もうちょい短いかな、それくらいでスタート/ゴール会場のさるびの温泉に到着。早朝だから道も空いているしね。駐車場はとても近いところを割り当ててもらえてラッキーだった。ちょっと離れたところに割り当てられてシャトルバス的な感じの人もいたはず。
めっちゃ気温低かった気がする。1桁だったかな。
車内でだらだらしながら時間を潰して、明るくなってから、6時前くらいに受付へ向かいました。
必携品確認ありとの案内だったのでちょっと緊張していたら、確認はマイカップとザックのみ。ザックを確認ってなんじゃいと思ったけど、ウエストバックだと必携品が絶対入らないから最低限ザックはもってね、ってことなんかな。
ロングはスタートが7:00で、その前に6:00からIGAGOEという50キロでコースは当日発表?ていうミステリーツアーがスタートだったので、そのスタートを見物に。
シガウマラ族の族長さんがすごく派手なウェアでスタートしていらっしゃったのだけ覚えてる。
トイレを済ませたり、なんだかんだりしながら7:00になりスタート。
装備品をざっくりと。
頭:バフ
メガネ:Zoffのスポーツグラス(度なし色なし)
Tシャツ:ノースフェイスのドライドット?かなオレンジ色でスケスケの涼しいやつ。
インナー:ファイントラックのドライレイヤークール
アームカバー:アールエル
パンツ:ニューバランスのランパン(青色)
インナーパンツ:インナーファクトのシームレスインナーショーツ(変態パンツ)
ソックス:タビオのソックス(5本指メリノウール)
ザック:サロモンのアドバンスドスキン12リットル
ゼッケンベルト:デカトロン
こんな感じ。あとは必携品の諸々。正式名称とかは自分の備忘録扱いだから、まあこんなもん。
で、スタートしてまずはロード。みんなすごい勢いで突っ込んでいく。直後の登りの渋滞対策だろうなーと思いながらマイペースで進む。丹後のウルトラで自分のペースを守ることが大切と学んだので、心拍数の表示を見ながらペースコントロール。でもやっぱりレースのスタートは突っ込みたくなるよね。テンション的に。
そして西教山に向かう最初の登りで靴紐解けてるのに気がついて結びなおし。
練習でも大会でも走ってる最中に靴紐が解けるのはこれっきりかな。不思議や。ゴールキーパー的に靴紐解けるのは致命的(グローブしてるから結び直すの大変)だから気をつけてるはずなんだけどね。レースは普段と違うことが起きるもの、と言えばそんな感じか。
このレースでトレランの大会は4回目だからまだまだ初心者。
最初のエイドまでは何回も通った道だし気楽に周りのペースに合わせる感じ。西教山の山頂で写真を撮る余裕もある。
道の駅いがに向かう下りで何人かと抜きつ抜かれつながら林道に出る。道の駅いがの付近を通り過ぎて名阪をくぐり、柘植地区市民センターのエイドでおにぎり等をいただいていたら隣にかた焼きが置いてあって、かた焼きを知らない人が手にとって頑張って噛み砕いてた。かた焼きとはとても硬いお煎餅的なもの。マジで硬い。こんなものエイドに置くなよって思ったけどご当地ものだし思い出には残るんだろうね。
柘植地区市民センターの前後はまあまあロード多め。ゆるゆるとジョグ。ログを見るとキロ5から6くらい。旗山あたりを登っていると、右脚の付け根が痛い。丹後ウルトラの登りでも痛かったところ。やっぱり登りで痛くなるなぁと思いつつペースダウン。ストック使ってサクサク登っていく人見て羨ましかった。これは良くないからレース後に色々調べて改善しなきゃな、と思ってた。
奥余野公園に向かう下りは気持ちよく走って、エイドでコーラ飲んで油日岳に向かう。ここ登ったらあとの登りは復路の西教山だけ、と気合いを入れるもやっぱり右脚の付け根が痛くてゆっくり歩くのみ。しんどかった。
油日岳は山頂を通らず手前で折り返して奥余野公園のエイドに向かう。この折り返しからはLAKEBIWA100のコースと重なってるなーと思いつつ出来る限り頑張って下る。
エイドでコーラ飲んで柘植地区市民センターに向かう。途中から一緒になったら方とおしゃべりしながらロードを走る。話し相手がいるとあっという間に進んでいいな。数人抜かした気がする。
いい感じで、柘植地区市民センターのエイドに到着。油日岳からここまでいいペースでこれたなと思って老婆心が出てしまい、エイドの滞在時間を減らして順位アップを目論む。LAKEBIWAのコース整備で丹羽さんからエイドの滞在時間を減らすことが順位をあげる近道と聞いたのでこれしかない!と思ったのが大失敗。
エイドでちっさいおにぎり数個をポケットに捩じ込みバナナ1本食べて颯爽とエイドを出る。
名阪国道を潜って林道を進む。登り。パワーが出ない。ここで補給不足を自覚する。
トップ選手の真似事なんかするもんじゃないな、と反省。
慌てて持っていた柿ピーやらナッツやらを慌ててねじ込むも手が痺れてくる。ハンガーノック的な感じだなぁと思いつつ、ヘロヘロで進む。エイドで上げた順位もお釣りがくるくらい下がる。どんどん抜かれる。
西教山さえ過ぎればあとは下りだから、と言い聞かせてフラフラ進む。田代湖を過ぎて最後のエイドでコーラを飲み、ほぼ降りの走れるトレイルでラストスパート。このスパートで20人くらい抜いたはず、数える余裕すらある。ここまで余力を残してラストスパートってイメージでフラフラで我慢した分爆走できて気持ちよかった。
まあそもそもちゃんと補給したらもうちょい早かったのに…というのは当然の反省。
結果は8:12で122位。完走は202人だから半分より後ろ。なんともへぼい結果。
次に出る時は7時間切りくらいが目標かな。何年後かわからないけれど。
レース後はさるびの温泉でさっぱり。エントリー費が入浴料込みだからゼッケン見せたらタダで入れる。エントリー費で先払いしてるんだけど、お金払わずに入れるのはお得感ある。
脱衣所で、シガウマラの族長さんに話しかけてみた。レース中と後はテンション上がっててコミュ力が1.5倍くらいで話せてしまう。不思議。
族長さんはお疲れにも関わらず気さくに会話に応じてくれて、優しかった。
お風呂を出て、帰路に着く。コンビニによってプロテインとか買って食べながら帰宅。18時くらいかな。48キロのレース走って温泉入ってもまともな時間に帰って来れる。忍者トレイルランは三重県民にはコスパの良いレースやな。
楽しいレースでした。
さて、全体を振り返っての反省。
①丹後ウルトラで痛くなった右脚の付け根について、なんの対処もしておらず、当然今回も痛い。
これについては腸腰筋の問題と考え、ストレッチとトレーニングをやってみて、半年後の富士五湖ウルトラで痛みなし、7時間くらいのトレイルでも痛くならないから継続してストレッチとトレーニングはしていきます。
②補給については言わずもがな、ちゃんと食べるようにする。それだけ。カロリーとらなきゃ動けないという当たり前のことを再認識しました。
大きな反省はこんなもんかな。
このブログを書いているのが5月だからレースから半年後、反省は日々のトレーニングにも生かされています。
というわけで忍者トレイルラン2022の思い出でした。
次は丹後の思い出かな。